仏教について

仏教思想について、知り得ていることを書く。

 

まず、現象は因果律に起因する。それを補佐するものとして縁を定義している。

廻りまわって、善き行いをすれば善きことが報われ、悪しき行いをすれば悪しき報いを受ける。因果の連鎖によってこの世界は廻っている。

ではなぜ不幸がこの世に蔓延しているのか。それは前世からの業(カルマ)を反映しており、輪廻転生からの解脱の救いを本質とする宗教である。

方法論として、我欲の否定、中道、そして空を至上とした精神性への到達が道筋となる。

禅や瞑想もそれを助ける技法(修行)の一つ。

 

解脱を成し遂げた者は、もうこの世に生まれてくる必要はないとし、仏陀は輪廻から外れた者とされるので、もうこの世に生まれてくることはないとされている。